「ん~…」


俺たちはいつも
ひかりの部屋で
一緒にいるだけで
遊びに行ったりは
したことがない。


それはひかりが俺に
気を使ってくれてるから。


「行きたいとことか、
なんでもいいよ」


俺は優しく微笑んだ。




もぅ、俺には時間がない。


ひかりには残酷だけど
二人の思い出を
いっぱい作りたいんだ。