南先輩に限ってと思ったが、南先輩は男女の軍団の中にいた。



南先輩をとられたくない。

その一心で叫んだ。






「はっ颯っっー!!」


男女全員が振り向いた。
南先輩も…。




「萌…!?」

「行かないで下さい、カラオケ!!私と…私と帰って下さい。」



南先輩が近づいてきた。


「俺、やっぱパス。」


と、一緒にいた人達に言いながら…。






「みっ南先輩…」


「もっかい読んでっ?」

「颯っ!!」









    ‐おまけ 完‐