「男の俺が言うんだから正しいだろ?」
名前か…。
恥ずかしいなぁ…。
「そうとわかったらほらっ!!南先輩と一緒に帰りなさい!」
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ということがあり、今は南先輩の教室の前にいるんだけど…
先輩からの視線が痛い。
威圧感も半端ない。
まずは様子をみよう!
私は教室を覗いた。
「南ぃ~。今日、暇?」
「暇。」
「カラオケ行こうよ~。」
私は思わず顔をシカメタ。
やっぱり私の自意識過剰だったのかな?
それともあれは夢だったのかな?
色んな事を思いながらテクテク歩いた。
あまり早く行きすぎると綾音達に会ってしまう。
会うと色々とややこしくなりそうだから会うことは避けたいんだ。
「あの子は誰なのかな…」
なんて呟きながら…ゆっくり靴箱へ向かった。

