「フラれたら慰めてよ。」 「大丈夫だって!頑張っておいで」 「うん。」 綾音、うまくいくといいなぁ~。 よしっ!! 私は図書室へ行くか。 ‐ガラガラッ‐ いつもの用に図書室へ入っていく。 南先輩くるかな~?なんて思いながら。 でも今日、南先輩は来なかった。 「本当についてない。」 独り言をこぼしながら本を語順に並べて行く。 ‐ガラガラッ‐ 図書室をあける音がした。