「嫌でした…か…?」 私はずるい。 確信に迫るんだ。 『嫌なわけ、ないじゃん。』 南先輩はふっと笑ってそういった。 ――――――――――――――――― ――――――――――――――― ―――――――――― 「聞いて。聞いて。」 「なんだよ朝から」 登校中、たまたま会った学に早速昨日のことを話した。