「はあぁ…」
ため息をついてもう一度ベッドへダイブした。
"プルルルルッ"
ちょっとウトウトきたところで携帯がなった。
眠たかったから無視するが、携帯はまだなり続けている。
7コールしたくらいで切れたが、また携帯は鳴り出した。
「誰だよー」
重たい体をおかし、携帯を耳にあてた。
「はい…」
電話の相手はきっと凄いビックリしただろう低い声で電話に出た。
『何、怒ってんの』
この喋り方にこの声…
「みっ南先輩っー……」
思わず声が裏返った。
『っふふふ。ふふふふ』
笑い声が聞こえる。
確実に空回りだ。
恥ずかしい。

