言われたくないなんて、前の私じゃ考えれない。
でも言われたくないのは嫌いだからとかじゃなくて、友達としては好きだから、返事に困ってしまうのだ。
それにフッた後ってギクシャクするって聞くし…。
「はぁぁ。」
幸せが逃げていくなんて言ったって出てしまうものはしょうがない。
「また、ため息。」
この声は…。
声だけでわかってしまう私は異常なのか。
「南先輩…。」
「何、悩んでんの?」
「へぇ?!」
「悩み、何」
「だっ大丈夫です。」
「そ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…