はとぽっぽ



「ばか、お前泣くなよ!変に思われるだろ!」


ばかって…もう…


余計泣いちゃうからね~!


「よかったぁ…よかったぁ…」


「いつまで言ってんだよ、行くぞ!」


私の手を引っ張る嵐の顔が、なんだか赤くなってるように見えたけど、涙でよく見えなかった。




ーーーーーーー



「よし…買い出し終了!」


なんとか泣き止んで買い出しを終えた。


「…これからどうする?」


へ?


嵐からそんな言葉が出るなんて思ってなかったから…ちょっと嬉しいかも。

「腹減ったな。なんか食いに行くか?」


そういえばお昼ご飯食べてなかった…