「嵐!!」


私は嵐の胸に飛び込んだ。


「もう…心配したよ…」

「ごめんな…また俺のせいで…」


私は顔を横に振った。


「嵐がいれば、何があっても平気。」


見上げると嵐の優しい笑顔…



「歩穂…」


「嵐…」



私は嵐と2回目のキスをした。




…冷たい…?



「嵐…寒かった?」


「………っ」



《ズルッ》



嵐は私にもたれかかってきた。



「嵐!?」