電話の向こうから学校のチャイムが聞こえる。


学校…?



「嵐!!今行くからね?」


私は携帯を握りしめて走った。




嵐…嵐…






学校の近くに公衆電話なんてあったっけ?



どこ!?



「あ~ら~し~!!!!!!」





「………」



ん?今誰か笑った?



「やっぱりうるせー…お前。」