入学して半年くらいが過ぎたとき、俺の目の前にそいつは現れた。 当時、この学校を仕切っていた男… 菜月を殺した犯人だ… その男は停学が明けて久しぶりに学校に来ていた。 俺の記憶が菜月の事故の日に戻る… 間違いない…こいつだ… 俺は、その男に詰め寄った。 菜月に謝ってほしい… その一心だった。