俺の心はまた空っぽになった。 菜月を失ったあの日のように… 菜月が事故にあったとき、俺はすぐ近くにいた。 守れなかった。 菜月をひいたバイクの男は、俺の顔を一瞬見て、何事もなかったかのように走り去った。 菜月は救急車が来るのを待たずにこの世を去った。 俺の心は空っぽだ… だけど、すぐに怒りという感情が湧いてきた。 犯人を捕まえたい。 菜月を殺した犯人を…