観光も終わり…両手いっぱいにお土産買っちゃった!



持って帰れるかな…



「あれあれ?ぽっぽちゃん重そうだなぁ…大変だなぁ…」


啓太が私のお土産を覗き込むように見てくる。


そう思うなら持ってよ!…なんて図々しいか…


「あれ?嵐は少なくて軽そうだなぁ…」



…………わかった…そういうことね…



啓太は嵐と私を交互に見ながら、周りをウロウロしている。



もう!やめてよ!思いっきり怪しいじゃん!


「………わかったよ…」


そう言って嵐は私の荷物を全部持ってくれた。

「あ…ありがと…」


気まずいよ~!



でも………ひとつ思い出が増えた…