私はただの、幼なじみです。






「うるさいね…」

「うん。うるさい」




私たちは自分達の階についた。

ついたはいいんだけど…、かなりうるさい。

原因は楓の部屋からだ。




また大音量で音楽を聞いて…

はっきり言って近所迷惑だ。




「しょうがないなー…。楓、楓っ」



このままにしてたらきっと、他の部屋から苦情が来る。

その前に私たちが注意しようとドアを叩く。

だけど音楽のせいで聞こえないみたい。




「あれ、あいてるよ?」