私はただの、幼なじみです。






ため息をついた私に椿が言った。




「俺に委員会が終わるまで待っててって言ってたけど、委員会あるんじゃないの?」




委員会…




「あ──!!!!!忘れてた!!」




私は慌てて家を飛び出した。

全く忘れてた。

今日は委員会があるから、椿に待ってもらってたんだ。

楓も同じ委員会だから、久しぶりに三人で帰れると思って…




て、楓も同じ委員会じゃん!!

しかも委員長。

殺される…………!!




私は泣きながら学校まで向かった。

もちろん委員会は始まっていて…




「おっせーんだよ!!居残り決定」

「そんなぁー…」