「心配しなくても、

暮覇の事は無視しないから」

「ありがと‼‼李梨香‼‼」

とりあえず暮覇が

安心したから…いいか。

あたしはブランド物のローファーを履いて

そとに止まってる車に乗り込んだ。

「どうでした??お嬢様」

「ん――――。

楽しくなりそうだよ。意外と。

友達もできたし」

唯一あたしの

本当のキャラを知ってるのはこの人

犬飼だけ。

あたしが1番信用してる

大事なやつだから。

「また今日……

男性と遊ばれてきたんですね??」

「……よくわかったね」

「男物のにおいがしますから」

そういって犬飼は

車を走らせた。