一途な彼女と意地悪な彼の物語

次の日

今は体育の授業

高跳びだった

私は紗英ちゃん達と記録を計っていた

私は暇だったので矢沢先生のところに行った

「先生ー?」

「お前…跳んでこいよ」

「今、葵の番じゃないもん」

「そういう問題じゃなくて」

「葵、先生と一緒にいたいもん」

先生は何も言ってこなかった

「葵ー!次、葵だよ」

千波が遠くから私を呼ぶ

「わかったよぉ」

私は戻った