私は泣きながら家に帰った

人の目なんて気にする余裕なんてなかった

私は玄関の扉を明けた

「ただいまぁ…」

小さな声で呟いた

私はリビングに寄らず自分の部屋へと向かった

私は部屋に入ると真っ先にベッドの上に倒れた

「ひくっ…ひくっ…」

シーツが濡れていく

あっ、着替えなきゃ…

私はいったんベッドから降り、部屋着に着替えた

着替えると今度はベッドの中に潜った

「うぅ…うぅ…」

少しの間、私はベッドの中で泣き続けた

「はぁ…」

私は思わず溜息が出た

久しぶりに泣いた気がした