翌日、私は普通に学校に行った

「おはよー」

「葵ー!昨日はごめんねぇ」

私が教室に入った瞬間、紗英ちゃんが大きな声で叫んだ

「葵の方こそ、ごめんね。迷惑かけて…」

「あの後、大丈夫だった?」

「うん。あの後ね、小松先生といろいろ話したの」

「何話したの?」

「えっとねぇ」

私は昨日、小松先生と話したことを紗英ちゃんに話した

「そっか…矢沢がそんなこと言ってたんだ…」

「うん…もう、そんな話聞いたら泣けてきちゃったよ」

「そっか。そうだね…」

「来週、離任式あるからそれまでの我慢だよね…」

2人でそんな話をしていた