もうダメだ…
そんな風に思っていると
「神崎!」
背後から声が聞こえた
私は振り返った
「小松…先生…」
そこには小松先生がいた
「お前、こんなところにいたのか。中川が心配してたぞ」
「紗英ちゃん…?」
「そうだ。笹川にお前と一緒に帰ると言いに行って戻って来たら、お前がいなくなったって」
「そっか…」
「さっきまで、中川も探してたけど家から電話がかかってきていやいや帰って行ったよ」
そうなんだ…
「あっ、電話しろって言ってた」
「わかった…電話してくる…」
私はケータイを取り出した
プルル…プルル…
『もしもし!?葵!!』
「うん…そだよ…」
『大丈夫なの?今どこにいるの?」
「体育館だよ…」
『そっか…電話してきたってことは小松先生に見つけてもらったの?』
「うん…」
『よかった…1人で帰れる?あたし、ママから帰ってきてって電話きちゃってさ…』
「小松先生から聞いたよ…葵なら大丈夫だよ…」
『そう?じゃあ、電話切るよ?』
「うん、ありがとね…」
『そんなことは全然いいから…じゃあ、また明日ね?』
「バイバイ…」
私は電話を切った
そんな風に思っていると
「神崎!」
背後から声が聞こえた
私は振り返った
「小松…先生…」
そこには小松先生がいた
「お前、こんなところにいたのか。中川が心配してたぞ」
「紗英ちゃん…?」
「そうだ。笹川にお前と一緒に帰ると言いに行って戻って来たら、お前がいなくなったって」
「そっか…」
「さっきまで、中川も探してたけど家から電話がかかってきていやいや帰って行ったよ」
そうなんだ…
「あっ、電話しろって言ってた」
「わかった…電話してくる…」
私はケータイを取り出した
プルル…プルル…
『もしもし!?葵!!』
「うん…そだよ…」
『大丈夫なの?今どこにいるの?」
「体育館だよ…」
『そっか…電話してきたってことは小松先生に見つけてもらったの?』
「うん…」
『よかった…1人で帰れる?あたし、ママから帰ってきてって電話きちゃってさ…』
「小松先生から聞いたよ…葵なら大丈夫だよ…」
『そう?じゃあ、電話切るよ?』
「うん、ありがとね…」
『そんなことは全然いいから…じゃあ、また明日ね?』
「バイバイ…」
私は電話を切った


