あれから、私は先生があまりにも必死にピアスを開けることに対してとめてきたので開けるのはやめた

学校行事では卒業式も終わり、明日からは春休みに入る

私はHRが終わってから先生に会いに来た

「先生!」

体育館の舞台の上、先生は体育館でやることがあるらしい

「お前、帰れ」

「イヤだよー」

舞台の上でスキップして先生の後を追う

「お前、来るなよ!」

「なんでそう言う意地悪なこと言うの?」

「俺がそういう人間だからじゃねぇの?」

「…意地悪ってこと?」

「あぁ」

ついに認めたか!!

「先生…」

「ん?」

「眠い…」

そんなことを言うつもりではなかったけどとっさにでた私の言葉に先生は

「じゃあ、帰れ」

「それは…イヤ。葵、先生と一緒にいたいもん」

「本当、帰れって…」

先生が呆れているのが顔でわかった

「だってさ、先生。明日から会えないんだよ?」

「おう。嬉しいな」

笑顔で言った先生

正直言ってムカつく

「嬉しくない!」

私は先生の腕にしがみついた

「おい、離せって!」

「イヤだぁ!!」

「服伸びるだろうが」

「イヤだぁ」