お昼休みになり、私はお弁当をすぐに食べ先生のところに行った
先生はだいたいグラウンドにいる
「先生」
「ん?」
私はポケットからコンビニ袋を取り出す
「はい。あげる」
「なんだよ。そのコンビニ袋」
「中みればわかるよー」
先生は袋の中を覗いた
「なんでチョコなんだよ」
「やっぱり忘れてたね。今日、バレンタインじゃん!」
「あぁ、いらねぇ」
言うと思った
「あげるの」
「俺、甘い物嫌いなんだよ」
「うん。知ってる」
「だったら、渡すんじゃねぇよ」
「大丈夫。ビター味だから」
「そういう問題じゃねぇだろ!」
先生は私にコンビニ袋を突き出す
しかし私は受け取らなかった
「あげるってば!」
「いらねぇよ」
「葵は先生にあげたいの!」
「なんでだよ」
「先生のことが好きだからかな?」
「なんで疑問文なんだよ!俺はお前のことは嫌いだ」
そんなことぐらい知ってるよ
今更好かれようとも思ってねぇよ
「葵があげたいからあげるよ!じゃあね」
私はそう言い、教室に戻った
先生はだいたいグラウンドにいる
「先生」
「ん?」
私はポケットからコンビニ袋を取り出す
「はい。あげる」
「なんだよ。そのコンビニ袋」
「中みればわかるよー」
先生は袋の中を覗いた
「なんでチョコなんだよ」
「やっぱり忘れてたね。今日、バレンタインじゃん!」
「あぁ、いらねぇ」
言うと思った
「あげるの」
「俺、甘い物嫌いなんだよ」
「うん。知ってる」
「だったら、渡すんじゃねぇよ」
「大丈夫。ビター味だから」
「そういう問題じゃねぇだろ!」
先生は私にコンビニ袋を突き出す
しかし私は受け取らなかった
「あげるってば!」
「いらねぇよ」
「葵は先生にあげたいの!」
「なんでだよ」
「先生のことが好きだからかな?」
「なんで疑問文なんだよ!俺はお前のことは嫌いだ」
そんなことぐらい知ってるよ
今更好かれようとも思ってねぇよ
「葵があげたいからあげるよ!じゃあね」
私はそう言い、教室に戻った


