翌日の夕方

「じゃあ、ママいってきまーす」

「いってらっしゃい!」

私はママに見送られて家を出た

ポケットから原付に鍵を取り出した

1泊だけだったので荷物は少なかった

エンジンをかけ、原付を走らせる

紗英ちゃんの家に着き、駐車場に原付を止めた

荷物を持ちインターホンを押した

ピンポーン

「はーい」

紗英ちゃんが出てきた

「よっ!原付、駐車場入れといたけどいい?」

「うん、いいよ!入って入って」

「お邪魔しまーす」

私は家に入り、2階にある紗英ちゃんの部屋に行った

ガチャ

紗英ちゃんの部屋に入るとしぃが来ていた

「しぃー!久しぶりだねぇ」

「本当だね!お祭り以来かな?」

なんて話をしていると

ピンポーン

インターホンが鳴った

「千波だね」

そう言い、紗英ちゃんは1階に降りて行った

少しすると紗英ちゃんと千波が部屋に来た

「久しぶりー!!」

「千波ー。今年も相変わらず焼けてるねぇ」

「でしょ!本当、真っ黒だよー」

少しの間くだらない話をしていた

「紗英ー!紗英ー!!」

「あっ、ママだ。ちょっと行って来るー」

紗英ちゃんが1階に行った