一途な彼女と意地悪な彼の物語

祭りではテンションが上がり、思いっきりはしゃいだ

屋台ではたこ焼き、かき氷、大好きないちご飴を買った

4人でブラブラしていると私達の前の方には見たことのある人が歩いていた

「ねぇ、あれってさ!」

千波が立ち止まり言う

「小松先生だ」

しぃも言う

「隣の人って彼女かなぁ?」

紗英ちゃんの言う通り、小松先生の隣には女の開くとが歩いていた

「あっ!本当だ」

「ねぇ、声かけてよ!」

テンションが上がりに上がっている紗英ちゃんが言い出した

「えっ?やめといた方がいいよ…」

しぃが不安そうに言う

「葵も行くー」

「ウチも!!」

千波も言った

「ってことだから、しぃも行くよー」

紗英ちゃんはしぃの手を掴み走り出した

その後に続いて私と千波も走った

「ちょっと、紗英ちゃん。浴衣崩れるよ!」

「大丈夫だって!」

紗英ちゃんがそれだけ言い歩いて行く