一途な彼女と意地悪な彼の物語

祭りが行われる神社には、私の家が1番近かったので私の家に集合した

クローゼットの中から浴衣を出した

淡いピンク色の浴衣

久しぶりに着る

最後に着たのは確か、中学2年の夏だったと思う

体格はあまり変わっていなかったので着ることが出来た

ちょうど、着付けが終わった頃にインターホンが鳴った

「葵ー!紗英ちゃん達来たよぉ」

1階からママの声が聞こえた

私は用意を持って、階段を降りた