一途な彼女と意地悪な彼の物語

そして、待ちに待った7月15日!

先生の誕生日だぁ!

私は朝からルンルンだった

先生の誕生日!

先生の誕生日!

なんか、楽しいかも…

早く先生に会いたい

おとなしく出来ないよぉ

「葵、どうした?」

「なんか、いつもと様子違う」

「何かあった?」

紗英ちゃんとしぃと千波は順番にそう言った

私はニコニコしながら言った

「今日ね!先生の誕生日なんだぁ」

3人は納得したようにそういうことか。と言った

「悩んでたプレゼントは決めたの?」

紗英ちゃんが言う

「あのね、プレゼントやめたの」

「えっ?なんで?」

しぃはびっくりしたように言った

「お金無いし、先生が何が欲しいかなんてわかんないじゃん」

千波は話についてこれないらしくて目が点になっている

それを見て私達は笑った