翌日、私はいつもより早く学校に行き

3人が屋上に来るのを待った

天気いいなぁ

空、超青い

ガチャッ

屋上の扉が開いた

3人が一斉に入って来る

「葵?話って何?」

紗英ちゃんはいつもと変わらない笑顔で言って来た

「葵やっと…」

涙目で私を見るしぃ

「ウチのメールのおかげかなぁ」

誇らしげに言う千波

「葵、好き。矢沢先生が超大好き…」

私が言うとみんなは

知ってる。と声を合わせて言った

「昨日ね、1人で廊下歩いてたの。紗英ちゃん達が帰ってから。そしたらね、矢沢先生に会ったの。ちょっと話したんだ、そしたら帰りぎわに頭ポンポンって叩かれたの。その瞬間ドキッてしたの、これが好きって言うのかなって思ってさ…」

「そうだね、それが好きなんだよねぇ」

紗英ちゃんは遠くを見ながら言った

「まっ、あたしは応援するよ」

「私も!!」

「ウチもだよ」

3人は優しい笑顔で言った

「ありがと…」

「まぁ、ウチら気づいてたけどね」

アハハ。と笑いながら言う千波

「そんなにわかりやすかった?」

「葵は顔に出やすいからね」

「昔っからね」

その後は、4人でくだらない話をしていた

結果、1時間目をサボった