「最近、なんかあったの?」
紗英ちゃんが言った
私はいつも通り、紗英ちゃんとしぃと一緒に教室で溜まっていた
「なんかって?」
私が言うと紗英ちゃんは
「葵、最近元気ないじゃん。それに…」
「それに?」
「朝、矢沢んとこ。行かなくなったよね…」
「どうかしたの?」
しぃも聞いてきた
「千波も心配してたよ」
紗英ちゃんがテニスグランドにいる千波の方を見た
みんな気づいてたんだ…
「えっとね…」
2人が私の方を見る
「先生にね、言われちゃったんだよね」
「何を?」
しぃが言う
「もう、来るな。って言われたの…」
「えっ…」
「マジで…」
2人は驚いた顔をしていた
「うん…まぁ、しょうがないけどね…」
「なんで、来るな。とか言ったの?」
紗英ちゃんが言った
「体育館に行く途中の廊下あるじゃん」
「うん…」
しぃが心配した顔で言う
「その廊下って1年しか通っちゃダメみたいなんだよね。授業で体育館行くとき以外は」
「そうなんだ。あたし初めて知った」
「私もだよ」
「葵も今日知ったんだ。だからさ、もう会いに行けないの」
「そっか…」
「うん」
私はそれだけ答えた
紗英ちゃんが言った
私はいつも通り、紗英ちゃんとしぃと一緒に教室で溜まっていた
「なんかって?」
私が言うと紗英ちゃんは
「葵、最近元気ないじゃん。それに…」
「それに?」
「朝、矢沢んとこ。行かなくなったよね…」
「どうかしたの?」
しぃも聞いてきた
「千波も心配してたよ」
紗英ちゃんがテニスグランドにいる千波の方を見た
みんな気づいてたんだ…
「えっとね…」
2人が私の方を見る
「先生にね、言われちゃったんだよね」
「何を?」
しぃが言う
「もう、来るな。って言われたの…」
「えっ…」
「マジで…」
2人は驚いた顔をしていた
「うん…まぁ、しょうがないけどね…」
「なんで、来るな。とか言ったの?」
紗英ちゃんが言った
「体育館に行く途中の廊下あるじゃん」
「うん…」
しぃが心配した顔で言う
「その廊下って1年しか通っちゃダメみたいなんだよね。授業で体育館行くとき以外は」
「そうなんだ。あたし初めて知った」
「私もだよ」
「葵も今日知ったんだ。だからさ、もう会いに行けないの」
「そっか…」
「うん」
私はそれだけ答えた


