翌日の朝

私は2年になって2日目

私は今までと同じように朝、先生に会いに行った

「先生ー!」

私は矢沢先生の肩に手を置く

すると、矢沢先生の隣にいた小松先生が

「どうですか?新しい神崎は」

と言う

新しい私とはきっと髪を切ったことだと思う

「よりブサイクになった」

笑いながら言う矢沢先生

「昨日からそればっかり」

私は先生の肩を軽く叩く

「いや、本当はかわいいと思っているよ」

小松先生が言った

「思ってねぇよ!」

「だって、矢沢先生言ってたんだぞ」

「いくら小松先生だからってそんなこと言ってるわけねぇだろ。真に受けてんじゃねぇぞ」

矢沢先生と小松先生が言い合う

本当、この2人って仲いいな…

そんな風に思い、私は矢沢先生の服の裾を掴みながら歩いた