「遅い。」 いつもの光景。いつもの笑顔。 「ごめん、ごめん。」 そう言いながら、サンダルを履いてベランダの1番端に行く。 「なんだよ。大人っぽくなったな。」 そう言うと私の頭をなでなで。 端に行けば、、、ほらそこは手の届く距離。 「翔ちゃんおはよ。」 「おはよ。」 これが毎日の日課。