「気をつけてね。翔太、頼んだよ!」 香澄美ちゃんは翔ちゃん家とも仲がよくて、お互いの子供も自分の子供のように接してる。 「うぃー。」 翔ちゃんはダルそうに返事をした。 私たちは家をでて学校に向けて歩きだした。 初めて着る高校の制服は少しサイズが大きくて、着心地が悪かった。 「翔ちゃん何組みだろーね?」 そう言って私は翔ちゃんを見上げた。 前はスゴクちっちゃかったのに今は私が見上げなくてはいけない形に、、、