pure love

放課後――…


「胡桃、帰ろう」


そう声を掛け、立っている渉くんは鞄を持って私を見る。


その瞬間、私の心臓はドキドキと早くなる。


放課後、二人きりで帰った事はある。


だけど、最近はいつも五人で一緒に居た。


だから、久々の渉くんとの二人きり。


ただでさえドキドキなのに、久しぶりという事もあり、いつも以上にドキドキしていた。