pure love

う゛ぅぅー。

そんな顔されても……。

だから、嬉しいけど、緊張するんだって!


私は無言で繭花に訴える。


だけど、そんな私を無視して、話は進んでいく。


「ねっ、そんな事より、いつからやる?」

「今日からはどう?あっ、でも、場所どうしよう」


黙ったままの私と若菜を放って置いたまま、繭花と陸くんとで話はどんどん進んでいく。


そして、学校の中だと、渉くんと陸くんのファンクラブの人達がうるさいだろうから、広くて近いと言う理由で、陸くんの家で勉強会をすることになった。