pure love

球技大会、当日――…


「キャァー!!」

「五十嵐くぅーん、水沢くぅーん、がんばってぇー!!」

「カッコイィー!!」


俺は陸と一緒にバスケの試合に出ていた。


そして、俺達のクラスは順調に勝ち進んでいった――…





午前中の試合も終わり、昼休み。


俺は1年の女子生徒に呼び出されていた。


「あ、あの……。私……高校入った時から……、五十嵐先輩を初めて見た日から……、好きになりました。それで、あの……私と……つ、つき合って下さい!!」


そう言いながら、その女の子は涙目になっている。


こういうの、苦手なんだよな……

だけど、何も答えないわけにもいかないし。


「ごめんな。君とは付き合えない」


俺がそう答えた瞬間、女の子は泣き出す。