「胡桃、大学入って離れ離れになるけど……。俺が好きなのは胡桃だけだから」


渉くんは私の目を見て言ってくれた。





自分に自信がなく、すぐ不安になってしまう私。


だから、渉くんはこうやって言葉に表してくれる。


“好き”って言葉を言ってもらえるだけで、私は幸せな気持ちに包まれる。


あまり自分の気持ちを素直に言わない私。


だけど、私も気持ちを言葉に表すんだ。





「私も、渉くんが好き。これからも、ずっと一緒に居ようね!」





【End】