これじゃ、写真、一緒に撮れないな……
高校生活の思い出に、私も渉くんと写真撮りたかったけど。
そんな事を思っていると
「胡桃っ!五十嵐の横並んで!!写真撮るよ」
繭花はいきなりそんな事を言い出す。
「えっ?いいよ。渉くん、疲れてるだろうから……」
私がそう答えると同時に、渉くんが私の肩を抱き寄せる。
「胡桃、カメラは?」
私の手の中にあるデジカメを取り、繭花に渡す。
繭花はカメラを構えて
「胡桃、笑ってー!」
カシャッ――
「はい、カメラ」
繭花からデジカメを受け取り、繭花に撮ってもらった写真をデジカメで見る。
デジカメに写る私達は、すごく幸せそうに笑っていた。
「いいじゃん!胡桃、これ現像したら、俺にもちょうだい」
渉くんは嬉しそうな顔をしてデジカメに写る私達を見ていた――…
高校生活の思い出に、私も渉くんと写真撮りたかったけど。
そんな事を思っていると
「胡桃っ!五十嵐の横並んで!!写真撮るよ」
繭花はいきなりそんな事を言い出す。
「えっ?いいよ。渉くん、疲れてるだろうから……」
私がそう答えると同時に、渉くんが私の肩を抱き寄せる。
「胡桃、カメラは?」
私の手の中にあるデジカメを取り、繭花に渡す。
繭花はカメラを構えて
「胡桃、笑ってー!」
カシャッ――
「はい、カメラ」
繭花からデジカメを受け取り、繭花に撮ってもらった写真をデジカメで見る。
デジカメに写る私達は、すごく幸せそうに笑っていた。
「いいじゃん!胡桃、これ現像したら、俺にもちょうだい」
渉くんは嬉しそうな顔をしてデジカメに写る私達を見ていた――…

