pure love

「若菜……、ごめんね。私が“わかった”なんて言ったから…。若菜、嫌だったよね?一緒に居たかったよね?」


私は謝る。


でも若菜は


「胡桃も怖かったでしょ?私も怖かったもん。だから、気にしないで。私だって、“わかった”って返事をしようとしたのだから」


そう言いながら、私の肩に手を置く。


私と若菜は、渉くん達の部屋に向かう。


すると、フロントのソファの所に、繭花、渉くん、陸くん、橘くんの四人がいた。