pure love

……ん?

誰か……、居るの?


微かに誰かと誰かが話している声が聞こえる。


私は目を開け、声のする方へ顔を向ける。


あっ、渉くん!


私はガバッと身体を起こす。


すると、渉くんと話していた橘くんが


「おっ!春川起きた?じゃぁ、俺、戻るわな」

「橘くん、ありがとう」

「おう。お大事に」


そう言うと、橘くんは右手を上げ、部屋を出て行った。