pure love

するとそこには渉くん、陸くん、橘くんの三人がいた。


「えっ?えぇっ!?何で?」


私が焦っていると


「私が水沢くんにクリスマスパーティーの事を話したら、『みんなでやろう』って事になったの。っていうか、繭花、笑いすぎ!」


若菜は「ごめんね」と、私に謝ると、ずっと笑っている繭花に言う。


「だって胡桃、すごく驚いていたんだもん。上手くいって嬉しいじゃん!!」


繭花はそう言いながら、大笑いしている。


入口で立っていた私達は、とりあえず座ることに。


私の両サイドには繭花と若菜。


そして、目の前のソファには渉くん達が並んで座っている。