「だって、私、誕生日言ってないし」
「でも、知ってるんじゃないの?だって、五十嵐くんってバイトしてるんでしょ?だったら、何か考えてるでしょ。クリスマスと胡桃の誕生日」
「うーん?」と首を傾げながら若菜が言う。
「でも、渉くん『バイクが欲しい』って言ってたよ?バイト代、その為に貯めてるって」
私は自分で言いながら、落ち込んでくる。
そりゃ、私、誕生日教えてないけど。
知らなかったら、やっぱりショックだな……
「サプライズって事もあるんだからさ、そんなに落ち込まないの!!」
繭花は笑顔でそう言ってくれるのだけど。
どうなんだろう……
そんな事を思いながら、渉くんと付き合って初めての冬休みが来る。
「でも、知ってるんじゃないの?だって、五十嵐くんってバイトしてるんでしょ?だったら、何か考えてるでしょ。クリスマスと胡桃の誕生日」
「うーん?」と首を傾げながら若菜が言う。
「でも、渉くん『バイクが欲しい』って言ってたよ?バイト代、その為に貯めてるって」
私は自分で言いながら、落ち込んでくる。
そりゃ、私、誕生日教えてないけど。
知らなかったら、やっぱりショックだな……
「サプライズって事もあるんだからさ、そんなに落ち込まないの!!」
繭花は笑顔でそう言ってくれるのだけど。
どうなんだろう……
そんな事を思いながら、渉くんと付き合って初めての冬休みが来る。