わたしとあなたのありのまま ‥2‥



「何これ?」

 驚いて思わず叫ぶと、途端、朱莉ちゃんは目を見開いて私を見る。

「何って……
 キスマーク」

 私にだけ聞こえるような小声で教えてくれた。


 冬以だ。
 あの時の痛みは、これを私に付けるためだった?

 信じられない、あいつ本当に最低。
 どうしよう、これ、どのくらいで消えるのかな。
 消えるまで、田所とエッチできない。
 どうしよう、どうしよう。


「ほのかちゃん、大丈夫?」

 私の動揺ぶりが尋常でなかったのか、朱莉ちゃんが心配そうに顔を覗き込んできた。

 大丈夫じゃない、大丈夫な訳がない。
 どうしよう。