わたしとあなたのありのまま ‥2‥



 パタン――

 乾いた音を立てて扉が閉まると、たちまち酷い脱力感に襲われ、その場にへなへなと座り込んだ。


 本当に恐かった。
 未だに心臓が爆発しそうだ。

 わからないよ。
 冬以が、そこまでする理由が。

 それに――
 どうして私がこんな思いしなければならないの?


 みるみる視界が滲んで、歪んで……
 生温かいものが、勢いよく両の頬を伝って落ちた。