わたしとあなたのありのまま ‥2‥



「ねぇ、俺のものになってよ」

 艶やかな、凄く色気のある表情で冬以は言った。

 一瞬だけ……
 本当に一瞬だけ、キレイ――と、また思ってしまった。


「あいつのセックス、ガキみたいだろ?」

「何言ってんの?」

 冬以が一歩、一歩と踏み出して距離を詰めようとする。
 その度に私も一歩ずつ後ずさった。

「あいつしか知らないからわかんないか」

 言って冬以は、その顔に嘲笑を浮かべると、続けた。

「俺は、巧いよ。
 何度でもイカしてやる。
 お前がまだ知らない最高の快楽を、俺が教えてやるよ」

 本当に訳が分からない。
 この人は、一体何を言っているのか。
 わからない、怖い、気持ち悪い。