どうして…… どうしてあなたは、こんなにも愛しいのか。 すぐにでもその全てを包み込んで、この胸に閉じ込めて、壊れてしまうほどにきつく抱きしめたくなるほどに。 狂おしいほどに。 身体も心も―― 私の全てを奪い尽くしたあなたが…… 憎らしいほどに愛しい。