わたしとあなたのありのまま ‥2‥



 自己中で我儘でバカで愚かな私の、見っともない悪足掻き。
 笑われたって構わない。



 黙ったままの田所が、困ったように苦笑している。

 どうしようかと悩んだ挙句、冗談ぽく笑って流そうと思った。

「でも、他に好きな人ができたら、迷わずそっち行くからね。
 どうぞご心配なく!」

「バカか。
 お前なんか誰も心配してねぇわ」

 言って田所はフワッと笑った。


 やっぱり……
 田所は本当に綺麗な顔をしている。

 長い睫が影を落とし、それすらもゾクゾクするほど妖艶で魅惑的で。

 思わず、
 ジッと見入ってしまった。


 と、目の前の駐車場に一台の車が入って来て、そのヘッドライトの光が私たち二人を照らした。
 田所がピカッと光ったように見え、眩しくて思わず目を細める。