わたしとあなたのありのまま ‥2‥



「え? あっ……ん?
 綾子にもそれ言われたけど。
 自分ではわからない。
 今度体重計のってみる」

 思わず動揺してしまった私を見て、田所は不思議そうな顔をした。
 そして、困ったような笑みを浮かべる。


 また、
 胸がキュッとなった。


 どうしよう。
 なんだか嫌な予感がする。


「今度の土曜日、どっか行く?」

 また唐突に田所がそんなことを言いだした。

「え? だって、田所……
 今月一杯はお兄さんの仕事の手伝いで無理って」


 田所のお兄さんは、車の板金塗装屋さんで。
 土日、田所はお兄さんの仕事を手伝っている。
 それでお小遣いを貰っているのだと言っていた。

 そして今、車検の依頼が沢山重なっていて、とても忙しいと。
 だから来月ぐらいまで、土日は夜しか会えないのだと。

 そう言っていたのに、どうして急に……