「じゃあ、逆に聞くけど。
俺のことカッコいいって言われて、嬉しかった?
俺はほのかのこと可愛いって言われても嬉しくねぇし。
俺以外のヤツがお前のこと女として見るとか、すっげぇムカつくし」
想像もしなかった答えが返ってきてしまって、ポケッと隣の田所を見上げた。
「何だよ?
悪かったなぁ、独占欲激しくて」
涼しい顔で毒づく田所は、きっと有り得ないぐらいに照れていると思う。
「誰もそんなこと言ってないし」
「顔が言ってんだよ。
俺を責めてる」
思わず、
プハッと吹き出してしまった。
田所は「おいブタ、笑うな、ブヒブヒうるせぇ」と益々不機嫌になるけれど。
止まらない。
涙まで出て来たじゃない、おかしすぎて。



