俺は慌てて弁解する。 「迷惑じゃないよ…それより身体大丈夫?」 聞かなくてもわかっていた。 彼女は熱があることを。 「ちょっと寒い…」 か細い声で俺に訴える。 「先生呼んでくるからちょっと待ってて」 あまりにも辛そうだったので俺は勢いよく立ち上がり先生を探そうとしたときだった。 「待って…行かないで。」