「……」
「普段なら一瞬で殺してあげるんだけど…ごめんね、僕だって男だからさ、たまには、ね」
ちょっと何が言いたいか解らないかな。
や、解るけど理解したくないってゆうか。
「俺、男ですけど」
「うん、僕綺麗だったらどっちでもいいから」
アタシやっぱ厄日だ、決定。
この時代大丈夫?
そっちOKの人多い気がするんですけど。
とりあえず、このままのうのうと遣られるのは嫌だ。
さぁどうする。
両手は男にそれぞれ捕まれ、腰らへんの位置で馬乗りにされている。
男に隙は無い。
…なら、隙を作ればいい。
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