ワケがありまして、幕末にございます。








あぁ、やっぱりこの感じは嫌いじゃない。




「お願いします」




言った後に息をヒュッと吸い込み、木刀を正眼に構えた。



すると目の前の木刀も正眼へ。




「こちらこそ」






そしてその時間は始まった―――――